ピーマン ポスト

 8月30日。晴れ。朝はバナナ。昼はパン。夜は炊き込みご飯と肉と味噌汁。茶色い。炊き込みご飯は白ごはん.comに載ってたピーマンとツナの。ピーマンがドロっとしてると嫌じゃないかと思ったけど、ツナの脂と組み合わさったためなのか、その嫌さが薄れてた。ピーマンはほろ苦く、私にはおいしかった。

画像1

 履歴書を書いて送った。履歴書を書いていたらイライラしてくる。自分の字は好きなので手書きするのは苦じゃないけど、書いてるうちに、経歴を書くために生まれてきたわけじゃないとか思い始めるのは、手書きだからだと思う。まあ書き終わり、ポストに出した。

 ポストは歩いて5分ぐらいのところにある。ポストの横には自販機があり、その辺りで中学生と思われる子供たちが座り込んでジュースを飲んでいた。私の大きな封筒はジロジロ見つめられ、私の顔も見られているような気がした。こういうの中学生のとき嫌だったなと思い出す。今の私は彼らを見下してるから平気なのかもと思う。

 それ以外は勉強したりパラリンピックを見たりした。前にサッカーの中継を見させられたときのことを思い出すと、自転車レースにしろパラ競技にしろ、「見てる人は知らないだろうな」と思って一つ一つ説明してくれるところがあり、そういう解説者がいる試合の観戦は楽しめるなと思った。

 そういう解説者がいないと私は、運動神経いいなとか、苗字めずらしいなとかだし、選手が怪我したときに最も心が動く感じになってしまう。人気の野球とかサッカーがそうなるのは、毎日見てくれるファンが大事で毎日見てるファンは全部わかってるんだろうから当然なんだけど。それに私はスポーツ観戦というよりも上手な解説が好きなだけの気もしてきたし、そんなんならひとりで解説動画でも見てろっていう気がしてきた。

 石を描いたら寝る。

陵墓 北海道 閉会式

 朝はなし。昼は米と野沢菜の玉子焼きとウインナー・玉ねぎ・エリンギのコンソメスープ。夜は米と同じ汁とササミの照り焼き。ササミは照り焼かなくていいと分かった。野沢菜の玉子焼きは味はいい感じ。

 起きたのは11時だったけど台風の雨はまだ降ってた。蚕も最後の1匹がまだ生きてる。86匹を生かして85匹が死んだ。自分には抱えきれない数に思える。ETV特集を何個か見る。ヤマト政権に関するのが印象に残った。箸墓古墳は研究に重要なのに宮内庁が調査を禁じてるから(陵墓だから)、どうしようかというんで、箸墓古墳の外側からなんかすごい光を当て、光がどれだけどのように遮られずに通過したかを調べることで、箸墓古墳の中に何があるのかちょっと分かるんじゃないか、という。スーパーカミオカンデとかで似た話を聞いた気がする。考古学って何もわからないんだけど、こういう話を聞くと方法の柔軟性がすごくていいなって思う。あと外側から光を当てるのは宮内庁はOKなのかな。その辺りのラインを探るのも面白いんだろうな。

 街づくりのゲームをやめたいため、代わりに北海道を描いた。課題が残る。食材の買い出し行く。野菜がすぐなくなったので。そのあと閉会式。閉会式は開会式より不安感は少なかったけど学園祭みたいだった。日曜日の昼下がりの公園という設定で、若者がけん玉やお手玉をしている様子を延々と見せられるのは辛かった。でもおかげで自分のなかにある愛国心に気がついた。漫画で日記を描いた。