1月28日。晴れ。外出せず。起きたらすぐ鼻をかむ。花粉かも。朝はゆで卵とスープ。昼はハンバーガー2個。夜は米と味噌汁。
なんかやりたくなって11時ごろ筋トレをしたんだけど、そのせいで午後はしばらく眠かった。午後3時ぐらいにやるべきだった。
筋トレをすると文章を作るぞという気分になれるんじゃないかと最近思っている。このブログのことではなく必要があって、私は文章を適切に書けるようにならないといけない。
でも書けと言われたもんは基本的に書きたくない。だからやる気を出すために筋トレをやる。筋トレをやるとなぜか書きたくないものでも書くぞという勢いが出る。単なるゲン担ぎなのか、身体を疲労させて嫌がる気持ちを減らさせてるのか、うまく説明できないけど、勢いが出るなら何でも良い。
あと今日はジャンプ+で連載されている『タコピーの原罪』の更新日だった。人気っぽい。漫画好きの友達から教えてもらって知った。タコピーというハッピー星人(ハッピー星人⋯)が、地球をフィールドワークするためにやってきて、小4のしずかちゃんという、学校ではいじめを家庭では虐待を受けて悲惨な生活をしている子供に出会う話。
タコピーはちいさくてかわいい。いじめっ子からしずかちゃんが呼び出されると、まずは「仲直りしたいんだね!」と考える。無知ゆえに善性をむき出しにして、しずかちゃんの生活について知りたがる。みんながハッピーになれることを信じている。
それを見て読者はタコピーやめとけやめとけって思うのか、こういうやつ近くにいるわ〜って思うのか、とにかく自分に向けられたり他者に向けたりする憎悪のことを思い出しながら読むんじゃないか。私は一時期LINEマンガで復讐ものを読みまくってたけど、あのときと近い感覚にもなった。
でも違うのは、最近しずかちゃんは政治をやり出した。そのときから誰にも自己投影できなくなって、全部なんらかのメッセージのためのパーツに思えてきた。
あるときタコピーが “うっかりミス” によって陰湿ないじめっ子を絶命させるんだけど、しずかちゃんはそれで目をキラキラさせて喜んだ。でもしずかちゃんはその処置について、当たり前に自分の手は汚さないようにする。
彼女は自分のために協力してくれるタコピーと現場にたまたま居合わせた男の子が不安を感じているのを気づいた上で、不安をしゃべらせないようにしている。抑圧だ。一方で、彼らが自分のために協力してくれたらキラキラの笑顔で喜んでみせるのだ。それでメロメロにさせる。明らかに支配者として動き出している。
でも目的が今のところ見えない。いじめっ子は死んだのに、なぜ支配を続けるんだろう。
私は下衆であり、歴史のお話について、支配者的ふるまいをしている人がどんな愚かさをきっかけにして権力を失っていくのかという目線で面白がることが多い。目もあてられないとか言いながらめちゃくちゃ見るのだ。良いように言えば、歴史の教訓に学ぶのである。
おすすめしてくれた人はいじめっ子の絶命以後つまらなくなったと言ってたけど、私はこんなに流行ってるマンガで、しずかちゃんのような人がこれからどうなるのかすごく気になる。これから楽しみ。






