2月17日木曜日。晴れ。朝はパンと茹で卵。昼は寿司。夜はスープ(人参・小松菜・新じゃが)とささみの梅和えと茹で卵。
飾り切り 地図記号みたいになる
今日は午前中に出かけて15時ごろ帰ってきた。天気予報では「今季最高の寒気」とか言っていて、確かに風はすごかったけど、遠くを見やるとき目を細めるぐらいには光がまぶしかった。これは明らかに冬の光ではないと思う。
喫茶店には行かなかったけどほぼいつもの通り過ごした。コーヒーって、今の私からすると徒らに目をバキバキにして腸を傷つける豆の汁という地位なんだよな。とはいうけどいつもの喫茶店は好きだからいずれ腸の方を諦めると思う。
本屋と古本屋とカラオケに行く。本屋は何も買わなかった。古本屋で数冊。
あとはカラオケ。大学生のときはあまり口に出さなかったけどクリープハイプが好きでよく聴いていた。ボーカルの声が特徴的というか人の神経を逆撫でするようで、歌詞も何となく清潔ではないから、ためらわずに嫌いだという人が多かった気がする。私は歌詞に共感することはほぼできなかったけど、言葉づかいが面白いし、リズムが気持ちよくて好きだった。
それで大学生の頃(2014年)に『二十九、三十』という曲が出た。これは挫折しかけててやる気を失いそうなことばかりなのに「逆に行けそうな気がしてきた⋯」と繰り返す歌。22歳だった当時はこれも共感できない。軽く「アラサーというのは大変なんスね〜」と受け流してた。
でも今や私がまさしく29歳だ。今の私からしたら、しかも思う仕事ができていない状況の私からしたら、「状況を整理したところあんまり行けそうじゃないけど、ひとまず『行ける気がしてきたわ』と言ってみる」という態度にすごく共感する。そう言って、そう思っていくしかない狭さが今ある。昔は広かった。
だからそれを確認するためにカラオケでいつも歌うんだけど、いつも音が高すぎて歌えてない。家で口ずさむときもカスカスの声になる。でも気分がよくなる。絞りだすことで歌詞が自分の感情と混ざったりするんだろうか。
歌いまくってることで感情が増えたなあと思う。1時間300円にしてはカラオケって良いことが多いと思う。もう誰も行ってなさそうだけどね。終わりです。