1月23日。曇り。しかし明るい。休み。朝はホットケーキ。昼は米と味噌汁(春菊・大根・ささみ・しめじ)。夜はスープ(キャベツ・えのき・人参)。
遠くに出かけるのはやめた。なんか1万人らしいし日曜だし。もはや感染症について正確な情報を集める気にならなくてテレビでぼんやり態度を決める。そんな雑な感じで家にいるだけなのに、それでも命を守る行動をしてることになるのは何となく収まりが悪い。まあこんなふうにのんきに感覚の話なんかしているのは、もちろん私が具体的に不利益を被らない立場だからだ。
食品の買い出しは行った。近くのスーパーでは本当にササミが撤退してしまったっぽい。そんなことあるのか。ササミが朝一番に売れてるとしてもそのスペースがあるはずだけど、ないんです。諦めてムネ肉。その他も買う。
あとはインスタントコーヒーをだらだら飲みながら武者小路実篤『真理先生』を読んでた。「まり」先生ではなく「しんり」先生である。この真理先生を慕う人々が集まって何やかんやなる話。武者小路実篤は会話がおもしろいとされていて、おもしろい。結末まで読み切ってないのでなんとも言えないけど、真理先生の善を疑わない物言いにヒヤヒヤする。
そういう話し方をして聞いてもらえる訳ないだろうと私は思い込んでいる(しかし真理先生は聞いてもらえている)。私は他者を信頼してないのだろうか、いやでも全面的に信頼することもまたどうなのか、私が他者に信頼されていないという前提に立ちすぎなのか、そもそも信頼に足る人間とは⋯みたいなことが頭を巡った。
これは私が自分自身のことを独善的だと思うから気になったんだよな。いつもそれを気にしてんな。そういう意味で読んでみてよかった。この本のことはいつか丁寧に感想が言えるようになったらいいなと思う。
あとは『鎌倉殿の十三人』みた。もう以仁王が死んでた。承久の乱まではやるっぽい。終わり。