1月16日 トンガ

 1月16日。晴れ。昨日トンガというところで大きい噴火があったらしく、朝のニュースはそれで持ちきりだった。今トンガ王国のWikipediaを読んでみたら、

 2006年7月5日夜 アメリカ合衆国・カリフォルニア州の高速道路で、18歳の少女が運転する車が暴走し、同国のトンガ人コミュニティに向かっていたトゥイペレハケ王子夫妻と王室関係者が乗る車に激突。暴走車を運転していた少女は無事だったが、トゥイペレハケ王子 (en)、カイマナ妃、運転手、ほか同乗の2名の王室関係者が死亡。

トンガ – Wikipedia

 というのを見つけて衝撃だった。そんなことが王子にも起きるんだっていう。明治時代の風刺画に描かれそうな話だ。

 アメリカ在住の18歳が暴走させていた車によって小国の王子が殺された、という出来事は今やなんともテンプレっぽいし、皮肉屋の人でもネタとしては “面白さがない” と判断しそうだ。もはやわかりきった暴力とわかりきった結果。私もそう思えてしまうから胸糞悪い。

 ちなみにDeepLの力でサラッと調べたところ、18歳の人は一国の王子を死なせたからと言って余計に罰を科されてはいないようだった。

 話は変わるけど、これまたサラッと政治思想史の本に書いてあったことには、人々の経済活動の自由を最大限保障するためには立憲君主制が最も適しているという考え方があるらしい。これは理論とかは説明できないけど感覚的にわかるような感じがする。こないだ東京オリンピックのときに天皇が “匂わせ” をしてたとき、憲法は?!と思った一方で、偏りを感知したらバランスを取ろうとする機能がなくはないんだなとも思った。

 そういうわけで、民主主義と資本主義の相性が悪いことがわかっている以上、立憲君主制はまあ良いなとボンヤリ思う。で、トンガは王国でまだ身分制はあるにしてもそういう方向に行こうとしてるっぽかった。しかしこの噴火でどうなってしまったのか。電信も機能していないらしく、よく分からない。

 …これは日記だった。朝のニュースを見たら出かけてしばらくの間テストを受けた。結果はまずまず。油断したらいけない。喫茶店で本読む。隣の人たちが「まつげって抜けると焦るよな」みたいな話ばかりしていて気になってあまり集中できなかった。帰宅。だらつく。明日からまたがんばろう。もう眠い。

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