ネギ

 10月20日。晴れ。いい天気。8時に起きる。今日はちゃんとしようという気分がみなぎってくる。映画をみた翌日ってこうなる。翌々日には無くなってることが多い。やる気に満ちてバレットジャーナルとか出してくる。最後の更新日は10月7日。これは久しぶりの面接に失敗してきた日。更新する。従来通りやることを刻みまくり、やった感をかさ増しさせる。こういうことをしてると「こいぬ」的結末を想像する。

 朝はバナナ。昼はラーメン。夜は米と味噌汁と納豆。ネギが萎れてきたためできるだけ消費する。薬味のネギを入れることで、前日ハンバーガーを食べた者として、健康に気をつけている感じが出せたと思う。ネギ納豆おいしい。タレを使わない側の人間になった。米が少ないのはたまたま。でもこれで十分だったような。

 こないだ実家に置いてあって読んだ、58歳女性のライフスタイル例が書いてある本に、「友人と会う時だけは少し豪華なものを食べる」というのがあった。良いと思った。私もそれに倣いたい。内心(食事しか楽しみがない私がそれを質素にして生きてゆけるはずがない…)と思ってるけど、倣ってみたい気がする。ちょうど胃腸を壊したし、この養生の流れを大事にしてもいい気がする。幸せな食事とは必ずしも油や塩や砂糖がいっぱい入ってるものをたくさん食べることではないはずだから。

 今ひとつひとつの社会的失敗の精神的打撃がでかすぎて、逆に良い機会なので、その大波をしのぐための方法を模索したい。とりあえずこの食べすぎるのをやめてみるのが一つ。

 もう一つは、最近また青空文庫を読むようになった。前まで宮本百合子の書いたものばっかり読んでいたけど、今はランダムで出てきた豊島与志雄(1890-1955)という人の小説にハマっている。短くて読みやすくて少し不気味なのが多い。都市社会でヒヤヒヤ生きている私にしみる。川勝徳重さんの漫画っぽくもある。無料で読めて誰も困らないわけだし、今ハマっているものに飽きても、ランダムを頼りに知らない短い小説を読んでいきたい。

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